今帰仁村特産品コンテストにて最優秀賞受賞


本日、今帰仁村商工会第一回特産品コンテストが行われました。今コンテストにあたり、弊社の原点でもある黒糖で勝負しようと心に決めてエントリーしましたところ、弊社製品の「ソフトタイプ黒糖」が見事に最優秀賞を受賞しました。

商品開発に至るストーリー

ソフトタイプ黒糖は、情熱と試行錯誤を経て完成した「繊細で滑らかな口どけの加工黒糖」です。私たちが追い求める「理想の口どけ」は、舌の上でほろほろと崩れて溶けだし、まろやかな甘さと深いコクが広がる黒糖です。

この製品の開発のきっかけは、マグロの大トロやA5ランクの和牛のように、口の中でとろける感覚を黒糖でも再現しようという想いから始まりました。固形ながらも口どけの良い商品を作ることは想像以上に難しく、数えきれない挑戦と失敗を重ねました。

手作りでアナログ的な製法だからこそ失敗から得られる小さなヒントを見逃さず、それを次に生かすことを繰り返すことができ、2年の月日をかけてようやく完成させた愛情の詰まった商品です。競合他社には真似できない、弊社の自信作です。

開発コンセプト

黒糖は沖縄の文化に根ざした伝統的な食材ですが、その魅力を最大限に引き出すために「口どけの良さ」に挑戦しました。シンプルな素材のみを使用することで、黒糖本来の風味を引き立て、無駄な添加物は一切使用しておりません。自然の恵みを余すことなく感じられる、まさに“本物”の味を追求しました。

製造方法

弊社の黒糖は昔ながらの手作り製法を守りつつ、職人の感を大切にしています。シンプルな素材だからこそ温度や湿度にとても敏感で、毎回異なる環境条件に応じて微調整をしております。 この繊細なプロセスが、他社では真似できない特別な風味と口どけを生み出します。職人の手で丁寧に煮詰め、適切なタイミングで釜あげや冷却をすることで、理想の食感が実現します。

商品の特徴

• 口どけの良さ: 口に入れた瞬間にほろほろと崩れて溶けていく感覚が楽しめるため、そのまま食すだけでなく、スイーツの原料としても活用されています。

※令和4年 優良県産品NEXT部門で優良県産品を受賞した弊社製品ブエナスエルテの中心部分に使用されている加工黒糖で、この口どけの良さを活かそうと商品開発が進められた。

弊社黒糖は単なる食材ではなく、それ以上の価値を持っています。食べることで感じる歴史、職人の技、そして自然の恵み。それらが全て詰まった一品です。是非、この特別な黒糖を味わってみてください。


ソフトタイプ黒糖

今帰仁黒糖の(資)共栄社

1960年代、沖縄本島に大型製糖工場ができ、地域の小さな黒糖工場が姿を消す中、共栄社は伝統食を守るために創業しました。創業から約50年、私たちは黒糖の魅力を大切にし、加工黒糖を生産し続けています。従業員は10名の小さな会社ですが、心を込めた手作りの黒糖製品に加え、ナッツやチョコレートを用いた趣あるお菓子も手掛けています。私たちはこれからも古き良き沖縄の味を未来へと紡いでいきます。

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